ハロウィン本番に1人でゴミ拾いした結果
今年は土日+当日で長期間にわたって盛り上がりを見せたハロウィン。
僕もカメラを片手にだいぶ楽しみました。
しかし、土日もフル稼働となると月曜に仕事をした後に夜の街に繰り出し、
「そこのゾンビの方ー!ちょっと写真いいすかー!」
なんて言う元気、正直無いんですよ。
ただただ寝たい。
でもツイッターやらなんやらで街の盛り上がりが実況されるとウズウズする気持ちもあり…
家に帰った後もこのままグダグダ過ごすか、今日も仮装を撮りに行くか悩んだ結果、一つの結論に。
「あ、ゴミ拾いしよう」
訳が分からないですか?僕もちょっと分からないです。
でもだいたいこんなメリットを並べてたんだと思います。
- 土日楽しんだ分何かしら恩返し的な事がしたい
- 偽善でもいいから何かしたい
- 目立てるかもしれない
- 心うたれる女の子がいるかもしれない
まさに偽善です。
しかし偽善だろうがなんだろうが思い立ったからにはやるしか無いと思い、22:00、夜の渋谷に向かいました。
今回写真はあまり撮っていないので、気づいたことをレポートしたいと思います。
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実はゴミ拾いしてる人は結構いる
僕自身も土日にカメラ持って出歩いていた時にはあまり気がつかなかったんですけど、ゴミを拾う視点に立つとゴミ拾い仲間って思いの外いるんですね。コスプレはしてたりしていなかったり。
あれだけ一昨年とかに問題視されたこともあってか、立つ鳥後を濁したくない人も結構いるのだなと知りました。
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ゴミを拾う姿を見て協力してくれる人がいる
これは少し驚きました。
ゴミ拾いしながら近くの人と雑談とかするのですが、その中で、「よし!俺も騒ぐよりもうゴミ全力で拾うわ!にーちゃん手伝うから袋くれ!」って言ってくださる方がいて一緒に拾ってました。
なんなら僕は次の日仕事があるため早めに帰ったのですが、その後のゴミ拾いはその人に託しました。案外やりたいけど偽善だのなんだの言われてやりづらい人もいるのかもしれません。僕も電車乗る時引き返すか悩んだし。
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近くにゴミ袋があればちゃんと捨ててくれる
ゴミ袋持ってゴミ探ししたりとか一休みしてると、「これ捨てても大丈夫ですかー?」って聞いてくださる方も結構います。テロ対策とかもあるかもしれないから難しいけど、単純にゴミ捨てる場所少ないですよね。捨てやすい環境ができれば確かに道端のゴミは減るかもなーと思ったり。これ対策できないのでしょうか。
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皆結構応援してくれる
これめっちゃ嬉しかったです。「頑張ってください!」とか結構言われる。励みになります。だからマジで道にその酒捨てるなよ諸君。
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尻ポケに財布を入れるとスられる
はい。財布は油断するとスられます。
二千円くらい非常用に安い財布に入れていたのですが、ゴミを捨てるあたりでなくしました。海外でもすられたことないのに。
時間も時間だったので30分だけゴミ拾いしたのですが、それだけでゴミ袋はパンパンに。
こんな感じです。
田舎のごみ拾いウォーキングじゃ1時間でもこうはならないですね。
45Lが満杯です。
ハロウィンをイベントとして続けていく上で、反対派の方もいることを考えると、やはりゴミ対策は必要なのかなと。個人的にはゴミ箱増やしてほしい。切実に。
でもノリでゴミ拾いした結果、思いの外色んな人の思いやりとかただ騒ぐだけじゃないっていうことを知ることができました。写真を撮った時よりもさらにこの祭りが好きになりました。
しかし心残りが1点。
自己顕示欲の高い僕はこのことをツイッターで報告したのですが…
やる偽善isベストだし色んな人からやった事のアピールは大事って言われたから載せるわ。
— アズマ サボ (@sabo_az) 2016年10月31日
30分でこんだけのゴミに出会ったけどゴミ袋くれたり手伝ってくれる人がいたりで優しい世界だったよ。みんな小さいゴミ袋サイズくらい拾って帰ればベストな気がする😎 pic.twitter.com/PkKo2fQtb1
もうちょっと拡散されてもよくないですか????(キレ気味)
まあなんにせよ来年は仮装しつつゴミも拾い写真もおさめたいですね。
次回は日曜日に撮った写真を大放出します!お楽しみに!